磁器
瓷器cíqì
中国で生まれた、高温で焼く硬く白いやきもの。景徳鎮では千年にわたってつくられてきました。
磁器は、非常に高い温度で焼かれる硬く白い、ときに光を透かすやきもので、中国で生まれました。原始的なものは漢代に現れ、唐代には本格的な白磁がつくられていました。主な原料は陶石とカオリン(高嶺土)で、カオリンの名は景徳鎮近くの高嶺村に由来し、約1300℃で焼成されます。宋代には各地の窯が翡翠のような青磁などの繊細な釉を完成させ、元代には景徳鎮の陶工がコバルトで絵付けを始め、名高い青花(染付)が生まれました。明代からは景徳鎮の御窯が宮廷用の磁器を焼き、膨大な量がアジア各地、中東、ヨーロッパへ海を渡りました。西洋にあまりに多く渡ったため、英語では磁器そのものを「china」と呼ぶほどです。

中国で見られる場所
景徳鎮御窯博物館・御窯廠国家考古遺跡公園 御窑博物馆 · 御窑厂国家考古遗址公园明・清の皇帝のための磁器を焼いた場所で、発掘された窯跡と御窯の磁器を展示する博物館があります。
景徳鎮古窯民俗博覧区 古窑民俗博览区宋から清までの窯を復元し今も薪で焼いていて、職人が手でろくろを挽き絵付けをしています。景徳鎮高嶺村(カオリンの名の由来) 高岭村 · 高岭国家矿山公园「カオリン」という言葉の由来となった山村で、古い採土場や水車小屋、石造りの船着き場が残っています。景徳鎮陶芸体験クラス(楽天陶社など) 乐天陶社陶艺体验课地元の職人とろくろを回したり、自分で青花の絵付けをしたりできます。
杭州浙江省博物館(孤山館) 浙江省博物馆孤山馆区西湖のほとりにある無料の博物館で、浙江の名窯の見事な青磁が見られます。この言葉が出てくるページ
関連項目
出典
- Porcelain — Encyclopaedia Britannica (britannica.com)
- Jingdezhen — Encyclopaedia Britannica (britannica.com)
- Chinese ceramics — Wikipedia (en.wikipedia.org)